アマとプロの違い

逆神株式評論家を探すブログ

居林 通 UBSエグゼクティブ ディレクター

「米中貿易摩擦」で“思考を止めるな! 中国景況悪化の主原因は過剰生産の反動

「政治イベントで株価が動いても、それは一過性。長期間引きずる金融イベントと冷静に区別し、もし政治イベントで市場がパニックになったら、胃薬を飲んで買いに出る」のが、投資家の取るべき態度だ 国際政治のニュースで一喜一憂したり、パニックに陥らない…

「クリスマス暴落」はトランプがくれた投資機会 暴落は市場のミスリード。金融危機の可能性は小さい

ここはパニックに陥らず「インデックスレベルで買い」だと思います。ついに来た。今年の3月の安値を大きく切り下げ、来年の懸念材料の多くを前倒しで織り込みに行ったと思っています。本欄を読んでいただいている方には、胃薬をご準備のうえ、ご自分のリスク…

安倍三選、「新ゾーン」に上値はあるか? 大きな状況は変わらず、むしろ撤退の準備を

居林さんは「小春日和」「短期のゲリラ戦」をとお話されていましたが、この勢いを見て「これは長期的な上昇相場だ」という見方も出ています。これについてはいかがですか 短期戦という見方を修正するかどうか、ということですか。 それはありません。引きつ…

株価はミサイルが動かすか、それとも? 半島情勢から学ぶ、投資判断の方法論

最近、またまた北朝鮮関連の緊張を受けて、株価が下がっていませんか。6月20日の2万230円から見ると、直近(9月初旬)は1万9400円から1万9500円前後、700円くらい下がっているようです。これは、買い場とは言えないのでしょうか。 先に結論を言ってしまうと…

投資チャンスはいったん終了。次を狙うには?

4月19日の本連載で、「今、風は変わった。投資のチャンスです。」と題して、トランプ政権成立から続けていた弱気姿勢を変更しました。 トランプ政権に対する見方が変わったわけでも、「日本の企業収益がピークに近い」という見方を変えたわけでもありません…

今、風は変わった。投資のチャンスです。

マーケットタイマーとしての5つの原則居林:最初に、私の投資原則をまとめておきます。5つあります。 1:株価は他人が決める 2:投資家間には情報の非対称性が存在する 3:マーケットは、短期の材料と長期の材料を区別できない 4:投資チャンスは偏在する 5…

トランプ相場終わりの始まり、どう逃げる?

まとめますと、この3カ月ほどのトランプ政権期待相場はもう終わりだと考えます。円安以外に企業業績の好転材料がなく、PERは日経平均で16倍とすでに高く、日銀の買い余力も乏しくなっている。日経平均の上値は、あって2万円くらい。ということは、せいぜい5…

上限は1万9000円?日経平均縛る「4%」

日経平均は戻る。ただし2万円には届かない 最近の円高の水準が今後も続くと、この赤いラインはさらに下がることになります。もしドル円が100円に近い水準まで円高になると思うのであれば、今からでは日本株は買えないでしょう。逆に我々UBSの見解のように、…

大荒れ相場? いえ、これって“普通”です。

「金融市場は混乱が周期的に来るものだ」ということです。そりゃそうだろう、と思われますか? でも、そうだろう、と頭では分かっていても、大波に揺さぶられながら、「お、来たね」と冷静でいられる人はあまりいません。市場の波にさらわれないためにも、「…