アマとプロの違い

逆神株式評論家を探すブログ

「クリスマス暴落」はトランプがくれた投資機会 暴落は市場のミスリード。金融危機の可能性は小さい

ここはパニックに陥らず「インデックスレベルで買い」だと思います。ついに来た。今年の3月の安値を大きく切り下げ、来年の懸念材料の多くを前倒しで織り込みに行ったと思っています。本欄を読んでいただいている方には、胃薬をご準備のうえ、ご自分のリスク許容度に合わせた投資タイミングが来た、と見ていただきたいですね。

 

来年1~3月の悪材料に反応して市場が下がる中で、海外投資家によって売られすぎている銘柄を狙って「一本釣り」してはとお話ししました。それが繰り上がって年内に来た、そういう印象です。

 

25日に起きたことは、個人投資家のろうばい売りだと思います。米国が大幅に下げた。まだ下がるかもしれない。24日、日本の市場がお正月で休みの間に、マティス国防長官の辞任よりももっと悪いことが起こるんじゃないか。その恐怖に耐え切れない人たちが売った。信用取引の証拠金不足にともなう強制売却も入っているのではないかと推察します。

 

「弱気派」ということになっている私にも魅力的に見える水準になってきました。まず予想PER(Price Earnings Ratio、株価が1株当たり純利益の何倍かを示す)は12倍前後と割安になりました。まあ株価が下がればPERも下がることが多いですが、PBR(Price Book value Per Share、株価が1株当たり純資産の何倍かを示す)は1倍まで行きました。

 

この局面は1~3年経てば「あれはいい買い場だったね」と⾔われることになるような気がします。。

なるほど……え、3年ですか?

そこが大事です。少なくとも1~3月は戻らないでしょう。ここで仕込んだら冬眠するか、あるいは胃薬を飲み続ける。そして相場が正気と勝機を取り戻すのを待つんです。

 

 

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