アマとプロの違い

逆神株式評論家を探すブログ

武者 陵司 武者リサーチ代表

武者陵司 「ファーウェイ問題と米中貿易戦争、米国が圧倒的に優位に」

米中貿易戦争がもたらす帰結は、最終的には世界経済の悪化や資産価格の下落ではなく、逆にむしろ株価と経済を押し上げることに結びつく可能性が高いだろう。 制裁関税とファーウェイ問題で米国の最大限の強硬対応は一旦出尽くしただろう。この二つの問題に関…

武者陵司 「中国の譲歩は不可避だろう」

対米貿易黒字激減を許容する余地は今の中国にはほとんどない、と言える。関税引き上げが実体経済に影響を及ぼさないうちに、譲歩せざるを得ないだろう。対米貿易黒字急減→外貨準備の急低下・中国企業のドル調達不安という展開は、中国が何としても避けねばな…

武者陵司 「中国・米国の株価急騰、その要因と持続性」

世界経済が本当に上昇していくとすれば、やはり一番大きなスイングは日本で起きるのではないか。なぜなら日本は世界の中で最も振幅の大きい資本財や生産財に特化しているからで、そのぶんだけ落ち込みも大きくなると同時に上昇も大きくなる。今のところ出遅…

武者陵司 「米中貿易戦争と株価、7つの問答」

長期株高トレンドは崩れていない、2019年の米景気後退はない 2月と10月の2つの天井によりダブルトップが形成され、いよいよ長期上昇相場は終わったと言う人もいるが、1月高値より9月高値が高いこと、10月の安値は3月の安値を下回っていないことなど、ダブル…

武者陵司 「もっぱらテクニカル暴落、上昇波の跳躍台に」

ファンダメンタルズとは全く関係なく、もっぱらテクニカルな要素が相場を著しく押し下げたということ。 海外勢の日本企業に対する評価が高いことを日本人が知れば、今度は日本の個人の投資家も株式を買い、市場はいよいよ厚みを増してくると思う。米中冷戦が…

武者陵司 「日米メガ景気、株ブームの現実を直視せよ」

日本経済の新レジームとは、武者リサーチは、(1)脱価格競争・技術品質特化、(2)企業内国際分業体制構築、の2要因による価値創造の仕組みと考えている(「ストラテジーブレティン208号」など参照)。 年率20%のこの上昇の波を延長すれば2018年末2万7000~2万80…

「武者陵司×南川明 2018年を読む!(武者氏講演 前編)」

2018年はとてつもなく良い年になると見ている。それはなぜか。 まず、世界同時好況が世界的な株高をもたらしている。その中、日本の株価の水準訂正が大きく起ころうとしている。結論的には、日経平均株価は4万円を超えてくると見ている。オリンピックの2020…