馬渕 治好 ブーケ・ド・フルーレット代表
早期妥結期待は禁物だろう。今のところ米中間の隔たりは、いわゆる構造問題(知的所有権侵害、巨額の補助金、先端技術の移転強要)を中心にかなり大きい。 米商務省は23日(木)に米ドルに対して自国通貨を割安にしている国に対して、相殺関税を課すルールを…
先週発表された、5月分のドイツIFO指数(4月99.2→5月97.9)を含め、欧米諸国等世界の主要国で企業の景況感悪化が進んでいる。米中通商交渉は、妥結にせよ決裂にせよ、すぐには結果は出ず、長期膠着状況に陥ると見込まれる。ブレクジットの先行きも不透明で、…
足元株価下落が生じた理由の「本尊」は、トランプ発言ではなく、これまでのアメリカの株価の上昇が、過度の楽観による浮かれ過ぎであり、その反動が生じたためだと考えている。つまり、トランプ発言があろうとなかろうと、早晩世界の株価は反落に転じていた…