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米中の関税合戦は世界経済にマイナス! 米ドル/円とクロス円はショート戦略で

実際のスケジュールとしては、6月1日(土)に正式手続きに入り、同月17日(月)に公聴会を開催。その7日後である6月24日(月)から、関税措置が実施できるという感じになるようです。

今のところ、トランプ米大統領は、中国との協議を続けることを表明しており、市場ではその行方を見守ろうというムードが広がっています。そのため、株価の下落などがいったん、落ちついているという状態となっている。

そうした状況を踏まえた上での今後の展開ですが、まず、はっきりしていることは2点。

1つは、今回の関税措置のやり合いは、世界経済にとって確実にマイナスであるということです。

そして2つ目が、現在、市場がやや小康状態に入っているのは、あくまでも一時的だということです。

現下の状況を考慮すると、まず当面、株式市場が反転して上昇していく可能性は、極めて低いと思っています。逆に、株価が続落していく可能性は、十分、残されている。

このまま、低空飛行状態に入る可能性も高いとは思いますが、上げる方向と下げる方向、どちらの可能性が高いかといえば、それは下げる方であるのは、ほぼ確実と考えられる。

そうなると、為替相場円安に向かうよりは、円高に向かう可能性の方が高いということになってくる。

 

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